なんといっても、昔のキャロル(マツダ)はかわいらしい車でした。20年以上前の話になりますが、義理の姉が中国へ留学する一年間、彼女の愛車キャロルを預かることになりました。これがキャロルと私の出会いです。
現在でもMT車にこだわっている自動車メーカーは、数少なくなってしまいました。マツダもMT仕様の車種を今でも残しているメーカーとして知られていますが、その当時はMT車ということに加え、フロントライトの丸目がとても印象深いものでした。内装も女性をターゲットにしているのがよく分かるようなもので、運転席のメーターボックスすら丸みを帯びていました。
義理の姉にキャロルを返した後、自分でもキャロルミレディの中古車を購入し、車が27歳になるまで乗りこなしました。現在は、昨年の12月に販売開始となったクロスビー(スズキ)に乗っています。クロスビーもまた、miniを彷彿とさせるような丸みのあるボディがとても魅力的で、デカハスラーと呼ばれつつも、並べてみるとハスラーよりもかなり丸くてソフトなSUV仕様となっています。フロントバンパーにデカールをいつか付けたいという野望を抱き、日々のドライブを楽しんでいます。